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都電回帰

凡そ期待していなかったのだが、それは実家にあった。

父親が転勤族だった私は、小学校4年の時社宅の取り壊しが決定し、一年後の転勤も予想されたので、転校せずに都電で通学していた。その都電も時代の波には逆らえず、廃止が決定した。その後、バス通学を経て広島に転勤。その広島も主たる交通手段は路面電車だったので、当たり前に路面電車での生活が継続された。もっともこちらは今も現役だが。

都電廃止の日、花電車(意味を取り違えないように)が走るぐらいで、今時ありがちな派手なセレモニーもなかったと思う。運転手の真後ろで車窓を眺めたり、車掌にドアの開閉をやらせてもらったり、子供心に都電のファンだったからだろう、その日に大塚車庫へ行き、手に入れたのがこれ。

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かっぱらったんじゃないからな!、職員の方にいただいたのである。車庫で車両の鼻先にぶら下げる木製の札。上部の穴に鍵型の針金が付いていたのだが、さすがにそれは廃棄。それ故残っていたともいえるが。二回の引っ越しを経てン十年経過した今、まさか残っているとは思わなかった。

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こちらは裏面。表と比較すると、いかにもブランクの裏面に即席で手書きしたという感じ。故障や修理が日常だったのであろう世の中。都電軌道内も一般車両通行可だったので、渋滞に巻き込まれると当然遅れるダイヤ。

都電という移動手段のスピードは、当時の世の中はもちろん、人間の生活のリズムにも合っていたんじゃないかとつくづく思うわけで。インターネットや携帯が当たり前の世の中では考えられないだろうけど、速けりゃいいってもんでもないよなぁと年寄りじみたことを思う。

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コメント

忘れてました・・・

遅ればせながら

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

ゆっくりしっかりと歩むスローライフな生き方には
強い憧れを持ってます。

投稿: 地味・・・偏 | 2008.01.04 22:38

地味・・・偏 さん
こちらこそよろしくお願いします
通勤電車から切実に解放されたい今日この頃です
やはり緑の中で暮らしたいですね

投稿: 森田勝里 | 2008.01.05 08:20

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