夏休みといえば
夏休みは子供の特権。この場合の子供は大学生まで含む、長期休暇がある人々。一度社会に出たら、退職しない限り、ひと月以上の休みなんて日本ではまず無理。
子供の頃、外で遊ぶといえばまず野球だった。それだけのスペースがあったということは、今にして思えばありがたい環境だ。膝小僧にカサブタは絶えず、それを作った場所の管理者に親が怒鳴りこむなどあり得ない時代。帽子をかぶれと親に言われてもそれを嫌がり、それでも熱中症なんて無縁。夏休みといえば連日のプール開放も忘れられない。朝のラジオ体操には閉口したが。
時は流れて高校三年。受験の息抜きでもなかろうが、体育の授業は年間通してサッカーのクラス対抗だった。フォーメーションもシステムもお構いなしの全員サッカーだが、フォワード右でセンタリングのスペシャリスト(笑)を自称。そんな記憶の方が鮮明なので、Jリーグ発足以来、野球にはほとんど見向きもしなくなった。
しかし、某金持ち球団の牙城は崩れ、野茂が大リーグへの道を開き、イチローが日米で大活躍、WBCでは愛国心(笑)を大いに刺激してくれた野球を見るに、古い記憶も甦る。古田の偉大なる尽力で、プロ野球はファンに回帰してきたと感じた。
そして今、野球が面白い。正確には楽天の田中将大。ドラフトで得たチャンスに高卒時点での力を賭け、野村監督に鍛えられつつ試練を乗り越える姿は見る者をワクワクさせる、プロらしい姿だ。北京でも活躍してくれることを願う。
そういえば、毎日が夏休みだった歳の頃は、こんなポーズして飛び降りて遊んでいたっけ。

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