国家の品格
本は大抵ブックオフで¥105になってから買って読むので、今更ながらに読んだのだが。
常々感じ、思っていたことを、見事に的確な言葉で説明してあって、大いに感銘を受けた。
今の世の中、どこかおかしんじゃない?、日本という国はこんなはずじゃなかったんじゃない?と感じる理由をうまく説明できないもやもやが、この本で晴れる。論理は重要だが、論理が全てではない。自由、平等は幻想。情緒と形は論理以前の土台を形成し、武士道とは卑怯を憎む心。欧米の論理に毒されていない、日本の特異性こそが品格であると。リーダーたる天才を生むのは、読み書き算盤で培われる土壌であり、英語はツールに過ぎないのだと。
再生紙の偽装は確かに責めを受けるべきだが、食品と違って命に関わる問題ではないので、表示を改めればいいだけ。官庁が再生紙がなくて困っているというニュースが、何を意味するのか理解に苦しんだのだが、官庁では再生紙を使うべしというばかばかしい法律があるそうで、そんなものが何故必要なのか、なぜ法律で定めなければならないのか。そんなものを税金を使って決めたと思うと、腹が立つのを通り越して呆れるばかり。
本書のタイトルは「国家」の品格であるが、そこに書かれているのは「日本人」の品格であり、「人間」の品格である。





「千里眼 背徳のシンデレラ」









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